ハイエース6速ATの評判と性能！購入前に知っておきたい事とは？

出典　トヨタ自動車株式会社

ハイエース6速ATとは？評判と性能の全貌

ハイエースの6速オートマチックトランスミッションは、その導入以来、性能面では、以前のモデルと比較して向上が見られ、操作性、燃費の効率、静寂性においても改善がされています。

そのような改善と、時代の流れに伴って、マニュアル車は生産が終了しました。

また、ハイエースの燃費効率は、基本的に他の車種と比べて優れているわけではないため、この点を考慮に入れることが重要かもしれません。

購入を検討している方々にとって、これらの改善点は車選びの重要な判断基準となるでしょう。

この記事では、ハイエース6速ATの魅力と、購入前に把握しておくべき主要な情報を分かりやすく解説します。

ハイエースAT：4速と6速の違いとその性能は？

2017年の一部改良により、ハイエースは性能を向上させました。

その改良には、新たに採用されたシーケンシャル6速オートマチックトランスミッションがあります。

従来の4速オートマチックトランスミッションと比較して、この改良されたトランスミッションは、よりスムーズな走行と効率的な燃料消費率を実現させました。

この変更は、ドライバーがより快適に長距離を運転できるようにするだけでなく、経済性の向上にも寄与しています。

このアップグレードは、ビジネスユーザーからレジャー利用者まで、幅広いユーザーにとっての魅力を一層高めるものとなっています。

操作性

シーケンシャル6速ATの導入により、ドライバーはマニュアル車両の操作感覚に近い形で、ギアを一段ずつ手動で切り替えることができるようになりました。

この機能によって、より細かなギア調整が可能となり、運転の喜びが増加します。

出典　トヨタ自動車株式会社

燃費とパワー

6速ATの導入によって、燃費性能が向上し、車種によってはリッターあたり約1kmの燃費改善が達成されました。

これは、より細かなギア比を通じてエンジン効率が高まったことに起因します。

燃費は向上しましたが、パワーに関しては、4速と6速のオートマチックトランスミッション間で顕著な差は少ないとされています。

静寂性

4速ATを搭載した車両では、高速運転中にエンジンの回転数が上昇し、結果として車内騒音が増加する傾向にあります。

しかし、6速ATを採用することで、より高いギア設定が可能になり、同一速度で走行していてもエンジン回転数を抑えることができます。これにより、運転時の静寂性が向上し、より静かな走行体験が実現します。

4速オートマチックトランスミッションは既に優れた性能を提供していましたが、6速オートマチックへのアップグレードは操作性、燃費、そして静かな走行といった面での顕著な向上をもたらしました。

この技術的進歩は、ドライバーがより楽に長距離を走行できるようにするだけではなく、車両の経済性をさらに向上させる効果もあります。

結果として、この改良はビジネスからレジャーまで、多様なニーズを持つユーザーにとって、より魅力的な選択肢となることでしょう。

ユーザー評価：ハイエース6速ATの評判

• 4ATの頃より全然燃費よくなりました
• 知り合いが4ATから6ATに乗り換え加速がスムーズになったそう
• 助手席でも滑らかな加速が分かる
• ガソリン車なら4ATよりも6ATをオススメ
• 4速のメリットは、 高速走行時に6速よりオーバートップのギア比が低いからパワーが6速よりある
• 2000ccガソリン６速に乗っているが、加速も良いし坂道でも普通に登ります
• ４速から６速になって、ディーゼル車とガソリン車の差は少なくなったように思います
• ディーゼル車ならどっちでも良い
• ６速は一般道で7～9km/L、高速で8~11km位
• ディーゼル6速ATのハイエースは60km越えないと中々トップギアに入らない気がします
• いきなり6ATに乗っても大して良さは分からないかもしれません

引用　Yahoo知恵袋

ハイエースの6速ATは、以前の4速ATに比べて顕著な改善が見られるようで、特に燃費の向上と加速のスムーズさがユーザーから高く評価されています。

乗り換えた人の中には、加速の滑らかさを助手席からも感じることができるとの声もあります。

また、ガソリン車に関しては6ATの推奨が強く、2000ccガソリンエンジンを搭載するモデルでは加速性能と坂道での性能が良好だという意見も。

ディーゼルとガソリンの差が縮小したとの意見もあり、燃費に関しては一般道で7～9km/L、高速では8～11km/Lとされていますが、各ユーザーによって運転や使用状況によって意見は変わるようです。

ディーゼル車は60km/hを超えないと高いギアに入りにくいという指摘も見られました。

ハイエースの6速ATはいつから？

ハイエースのトランスミッションは、2017年にそれまでの4速オートマチックトランスミッション（AT）から、より高度で効率的な6速ATに進化し、シーケンシャルシフトマチック機能を備えるようになりました。

2004年にデビューした200系において、2010年にはクリーンディーゼルエンジンの採用、2013年にはミニバンを意識した装備の追加といったマイナーチェンジが行われました。

さらに、2021年には新たな燃費基準「WLTCモード」への法的要件への対応も積極的に進められています。

これらは、時代の要求に応じた改良の一環であり、2021年に発表されたマニュアルトランスミッション（MT）車の廃止もその一部です。

これらの改良を通じて、ハイエースは性能、燃費、デザインなどの質の向上を続けており、商用車としてだけでなく、多目的車両としての魅力も高めています。

ハイエースの不具合について

2020年に自動変速機の不具合により、ハイエースとレジアスエースが約8万9000台がリコールされました。

この不具合では、特定の使用状況下にて、変速機内のクラッチが損傷が原因で、加速不良や走行不能になる可能性があります。

また、2023年には排出ガス関連の問題で3万9000台がリコールされております。

排出ガス防止装置の尿素SCRシステムにて、特定状況下にて断線し、尿素SCRシステムが停止、そのため、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあるとの事でした。

一般的な不具合に関してもいくつか挙げてみます。

オルタネーター

オルタネーターは、車両の電気系統に不可欠な部品で、10年または10万kmごとの交換が推奨されています。

この部品は、車の電力供給を担い、経年劣化や使用による摩耗により、適切な時期に交換を7した方が良いでしょう。

エアコン

エアコンのコンプレッサーは年月が経つにつれて故障のリスクが高まります。

その修理には、コンプレッサーだけでなく、関連する部品の取り替えや冷媒ガスの再充填も必要になることがあり、これらのプロセスが修理費用を上昇させる原因となります。

冷却水漏れ

冷却水漏れの一般的な原因は、冷却水を循環させる樹脂製のホース（バイパスパイプ）の破損や劣化です。

この部品が経年により損傷すると、冷却水が漏れ出すことがあります。

ラジエーター

ラジエーターの故障は特に注意が必要です。

長時間の運転や高温下での使用は、エンジンの温度上昇につながり、過熱することがあります。

この状態が続くと、エンジンが焼き付くリスクがあり、ラジエーターが機能しなかった場合、最悪車両が全損する恐れもあります。

ラジエーターの異常は目で見て確認するのが難しいため、車の温度計を定期的にチェックすることが重要です。

メーカーからの不具合は稀ですが、予期せぬトラブルへの対策は困難な場合があります。

しかし、日常のメンテナンスをきちんと行えば、大きな問題に発展する可能性は低いです。

ハイエースは基本的に耐久性が高い車種として知られています。

ハイエース6速の実燃費とは？

6速トランスミッションは、より効率的な走行を可能にし、燃料消費を抑えるために設計されています。

5型以降の2800ccディーゼルエンジン（2WD）を搭載したハイエースの場合、街乗りでは約9～10km/L、高速道路や長距離運転では約12～14km/Lの燃費を実現します。

一方、同じくディーゼルですが4WDを選択すると、街乗りでは7～8km/Lと若干燃費が落ちます。

ガソリンエンジンに目を向けると、4型後期以降の2000cc（2WD）モデルでは街乗りで約9km/L、高速では12～13km/Lを記録。

さらに2700ccガソリン（2WD）の場合は、街乗りで7～8km/L、高速では12～14km/Lとなります。

ガソリン車もディーゼル車同様、4WDに関しては、街乗りでの燃費はマイナス1～2km/Lほど落ちます。

メーカーが公表するJC08モードによると、2800ccディーゼル2WDは12.2～12.4km/L、4WDは12km/L。

2000ccガソリン2WDは9.7～10.2km/L、4WDは9.1km/Lとなっています。

これらの数値は、運転方法や道路条件によって変動します。

特に、頻繁な停止と発進を伴う街中では燃費が悪化しやすく、高速道路のように安定した速度で運転できる環境では燃費が向上します。

ディーゼル車とガソリン車の比較では、エンジンスペックの向上により、最新モデルでは燃費に大きな差がなくなってきています。

特に、トランスミッションが4速ATから6速ATに改良されたことが、燃費の向上に寄与しています。

ハイエースは構造上及び重量の面から、他の車種と比較して燃費が良いとは言い難いです。この点を踏まえて、検討することをお勧めします。

ハイエース6速ATの基本スペックとは？

トヨタのハイエース6速ATは、ガソリン車とディーゼル車の2種類があり、それぞれに2WDと4WDのオプションが用意されています。

これらのモデルは、用途や運転環境に応じて選択できるように設計されています。

ガソリン車

ガソリンモデルには、2.0Lと2.7Lのエンジンがあります。

これらは、比較的軽量で、都市部での運転や短距離の移動に適しています。

ガソリンエンジンは、EFI（電子制御式燃料噴射装置）を採用しており、燃料効率と性能のバランスが取れています。

ディーゼル車

ディーゼルモデルは、2.8Lエンジンを搭載しており、高いトルクと燃料効率が特徴です。

長距離運転や重い荷物を運ぶ際に優れた性能を発揮します。

ディーゼルエンジンには、直噴エンジン、電子制御式燃料噴射、過給器、インタークーラー、高圧噴射などの技術が採用されています。

トランスミッションと駆動方式

すべてのモデルには、6速オートマチックトランスミッション（6 Super ECT）が搭載されており、滑らかな加速と効率的な燃料消費を実現しています。

2WDは都市部や平坦な道路での使用に適しており、4WDは悪路や雪道など、より厳しい運転環境に対応しています。

燃料消費率と環境性能

ハイエースは、燃料消費率の改善と環境性能の向上にも注力しています。

ガソリン車は可変バルブタイミング、電子制御式燃料噴射、充電制御を採用し、ディーゼル車は直噴エンジンや高圧噴射などを採用しています。

これにより、燃料効率が向上し、排出ガスの低減にも貢献しています。

ハイエースの各モデルは、その用途に応じて高い柔軟性と性能を提供しており、ビジネスからレジャーまで幅広いニーズに対応できる車両です。

ハイエース6速AT購入前に：メリットとデメリットを見て評判を検証

ハイエース6速ATのメリット

シーケンシャル6速オートマチックトランスミッション（AT）を採用したことによって、手元でギアを上げる操作が可能になり、マニュアル車のような運転感覚を楽しめる事が、まず一つに挙げられます。

燃費の面でもメリットが見られます。

6速になったことで、ガソリン車、ディーゼル車ともに燃費の向上、どの型式でもリッターあたり約1kmの燃費向上が見込めます。

さらに、ガソリン車とディーゼル車との燃費の差が縮まり、どちらの車種を選択しても燃費に大差は見られませんが、若干ディーゼル車の方が燃費効率は良いでしょう。

エンジンに関しても、ガソリン車は2000ccエンジンが3馬力アップの136PS、2700ccエンジンが9馬力アップの160PSへと一部改良されました。

これにより、スムーズな加速と静粛性が向上し、より快適なドライブが可能になってます。

また、6速化に伴い、エンジンブレーキの使用が非常に使いやすくなりました。

これは、低い速度から高速道路まで、回転数を上げずに快適に巡行できることを意味し、ブレーキへの負担軽減にもつながります。

これらの変更は、ハイエースをより乗用車に近いイメージへと進化させました。

ギアを手元で上げながらの運転や、改善された燃費、パワーアップしたエンジンといった点が、その進化を具体的に示しています。

ハイエースの新しい6速ATは、運転の楽しさと経済性の両方を高める画期的な進歩です。

ハイエース6速ATのデメリット

ハイエースの6速ATは、多くの改善が施された性能と燃費の向上を誇りますが、一部のデメリットも存在します。

重たい荷物を積んでいるとき、出だしの力が弱く力不足を感じることがあります。

これは、特に商用車として設計されたハイエースにおいて、日常の業務で重要な考慮点となり得ます。

次に、6速モデルは4速モデルよりも性能が高い反面、その価格も高くなっています。

この価格の上昇は、改良された性能や燃費の向上という形でのトレードオフと言えるでしょう。

しかし、乗り心地については、ハイエースが商用車として作られているため、6速でも4速でも乗り心地の悪さを感じるユーザーが一部存在します。

長時間の運転や長距離移動では、この乗り心地に対する不満がさらに顕著になるかもしれません。

また、一部の報告ではありますが、メンテナンスの面において、6速オートマのオイル（ATF）交換が挙げられます。

ATFは自動変速機の潤滑、冷却、清浄、動力伝達、油圧作動などの機能を担っており、4速オートマのATF交換は比較的簡単ですが、6速オートマに関しては温度管理が必須となり、より複雑なプロセスを必要とします。

また、ATFの交換頻度を上げると、トラブルが多くなる可能性がある事も報告されています。

※ATFの交換は車種・型式により使用するATFの種類が異なるため、交換時にはメーカー系ディーラーが良いかもしれません。

メンテナンスの面では、６速ATだからといって、特別な事はなく、他車種同様に細かなメンテナンスを施せば、大きなトラブルに見舞われることはないでしょう。

これらの情報は、ハイエース6速モデルの購入を検討している方や、既に所有している方が把握しておくべき重要なポイントです。

ハイエースの種類とグレード

出典　トヨタ自動車株式会社

ハイエースは3つの異なるモデルがあり、各モデルにはさまざまなグレードが用意されています。

それぞれの種類とそのラインナップについて見ていきましょう。

ハイエースバン

ハイエースバンは、その用途の多様性に応じて、さまざまなグレードを提供しています。

基本となるグレードは「DX」と「スーパーGL」で、これらに加えて「DX GLパッケージ」と特別仕様車の「スーパーGL DARK PRIMEⅡ」があります。

DXはハイエースの中で最もベーシックなグレードで、主に荷物の運搬に特化した商用向けの設定です。一方、DX GLパッケージはDXの基本性能にスーパーGLの一部装備をプラスし、内外装を豪華にしたグレードですが、基本的なスペックはDXと変わりません。

スーパーGLは、DXに比べて乗用車としての利用がしやすい設計になっており、快適性を重視した装備が充実しています。

さらに、スーパーGL DARK PRIMEⅡは、スーパーGLをベースに、さらに特別な装備を加えたモデルです。

これらのグレードは、ガソリン車とディーゼル車の両方で、2WDと4WDの選択肢が提供されており、ユーザーのニーズに応じた選択が可能です。

このように、ハイエースバンは幅広いグレードと駆動方式のオプションを通じて、多様な用途に対応する車両として設計されています。

ハイエースワゴン

ハイエースワゴンは、「DX」「GL」「グランドキャビン」という3つのグレードを揃えています。

ハイエースバンにおける「DX」と同様に、ハイエースワゴンの「DX」グレードも、必要最低限の装備を備えたシンプルで手頃な価格のベーシックモデルです。

これにより、多くの人が手のとどき易い価格設定が実現されています。

一方、GLグレードはDXと基本的なスペックは似ていますが、室内の長さがGLの方が少し長めに設計されており、室内幅はGLが少しだけコンパクトに作られています。

この差異により、GLは少しでも広い空間を提供しつつ、扱いやすさも考慮されています。

「グランドキャビン」は、DXやGLとは異なりスーパーロングのボディタイプを採用しており、10人乗りでありながらも、後方には荷物を積むスペースも十分に確保されています。

これはハイエースワゴンの中で最も大きなモデルであり、ゆったりとした空間を求めるユーザーに適しています。

これらのグレードには、ガソリン車の2WDおよび4WDが用意されており、用途や好みに応じて選択できるようになっています。

ハイエースワゴンのラインナップは、その用途の多様性とユーザーのニーズに対応するために、いくつかの選択肢を提供しています。

ハイエースコミューター

ハイエースコミューターは、大人数を快適に移動させることを目的とした車両で、「DX」と「GL」という2つのグレードがあります。

DXグレードは、室内幅が広めに設計されており、多くの人を運ぶ際の快適さを追求したモデルです。

装備はシンプルですが、安全性に関する装備はDXでもGLでも共通して高い水準を保っています。

GLグレードは、基本スペックはDXと同じですが、室内幅がややコンパクトになっています。

両グレードとも、ガソリン車の2WD・4WD、ディーゼル車の2WDが選べ、使用環境やニーズに応じた選択が可能です。

まとめ: ハイエース6速ATの評判と性能、購入前に確認すべきポイント

これまで記述したことを簡単にポイントをまとめていきます。

操作性

シーケンシャル6速ATの導入により、ドライバーはマニュアル車両の操作感覚に近い形で、ギアを一段ずつ手動で切り替えることができる

燃費とパワー

燃費性能が向上し、車種によってはリッターあたり約1kmの燃費改善。

パワーに関しては、4速と6速のオートマチックトランスミッション間で顕著な差は少ない。

静寂性

エンジン回転数を抑えることができ、運転時の静寂性が向上。

ユーザー評価

それぞれの運転状況によるが、燃費の向上とスムーズな加速性も評価されている。

不具合

• 2017年に一部改良時に、4速から6速へ
• 2020年に自動変速機の不具合８９０００台がリコール
• 2023年に排出ガス関連の問題で３９０００台がリコール
• 他車種と同じく、定期的なメンテナンスを推奨

実燃費とメーカー発表燃費

• 5型以降の2800ccディーゼルエンジン（２WD）　街乗りで約9～10km/L
• 4型後期以降の2000ccガソリンエンジン（2WD）　街乗りで約9km/L
• メーカー発表　2800ccディーゼル2WDは12.2～12.4km/L　2000ccガソリン2WDは9.7～10.2km/L

メリット

• 運転体験の向上
• 燃費の改善
• エンジン性能と快適性の向上

デメリット

• 出だしの力不足
• 価格の上昇
• メンテナンスの複雑さ

種類とグレード

• ハイエースバン4つのグレード
• ハイエースワゴン3つのグレード
• ハイエースコミューター　2つのグレード

車は高価な買い物であり、日常生活の移動手段となるため、自分自身が納得できる選択をすることが重要です。

情報収集の過程で疑問や不明点が生じた場合には、遠慮せずにメーカーや販売店に問い合わせを行いましょう。

じっくりと時間をかけて検討し、様々な情報源から得た知識をもとに、自身のニーズに最も合致する車を選ぶことをお勧めします。