及川幸久とは何者か?経歴と学歴から見える思想の全体像

一部では“陰謀論者”とも呼ばれる及川幸久氏。YouTubeやSNSで語る彼の主張について、「根拠がない」と疑問を抱く声がある一方で、多くの視聴者から支持を集めているのも事実です。
大手メディアにはほとんど登場しない彼ですが、かつてYouTubeで“人物BAN”という異例の処置を受けたことで話題となりました。では、及川氏は一体どのような人物で、どのような思想を持ち、なぜここまで賛否が分かれるのでしょうか。
彼の経歴や学歴をたどることで、発信の背景にある宗教観や政治思想、そして彼自身の信念が浮かび上がってきます。
本記事では、「及川幸久とは何者か?」という疑問に答えるべく、彼の生い立ちから経歴、思想的ルーツ、メディア発信に至るまでを多角的に紐解いていきます。
- 及川幸久氏の基本的なプロフィールと人物像
- これまでの経歴や政治・宗教における活動歴
- 学歴を通じて形成された思想的な背景
- YouTube発信やBAN騒動を含む思想と世間の評価
及川幸久は何者か?経歴・学歴・思想から読み解く:「BAN」や幸福の科学の真相
- 及川幸久とは何者か?基本プロフィールと概要
- 学歴から見る及川幸久の思想的ルーツ
- 金融から宗教へ──異色の経歴が示す転機
- メディア発信とYouTube BANの真相とは
及川幸久とは何者か?基本プロフィールと概要
及川幸久(おいかわ・ゆきひさ)氏は、国際情勢・政治・宗教・スピリチュアルといった幅広いジャンルで情報発信を行う、ジャーナリストであり言論人です。YouTubeでの活動をきっかけに一躍注目を集め、現在では多くの保守系視聴者層から強い支持を受けています。
国際感覚を育んだ学歴と歩み
1960年6月18日、神奈川県茅ヶ崎市に生まれた及川氏は、青山学院高等部を経て上智大学文学部新聞学科へ進学。その後、国際基督教大学大学院(ICU)にて行政学を学び、修士号を取得しました。
- 氏名:及川 幸久(おいかわ・ゆきひさ)
- 生年月日:1960年6月18日
- 出身地:神奈川県茅ヶ崎市(横浜市生まれ)
- 出身高校:青山学院高等部
- 出身大学:上智大学文学部新聞学科
- 大学院:国際基督教大学大学院・行政学研究科 修士課程修了
- 趣味:プロレス観戦、ジョギング
宗教と金融を横断する異色の経歴
彼のキャリアは非常に多彩で、外資系金融機関メリルリンチを皮切りに、ニューヨークやロンドンで活躍したビジネスマンとしての顔を持ちます。一方で、幸福の科学への出家や、幸福実現党での政治活動も行っており、宗教・思想・政治を横断する独特の経歴を有しています。
- 外資系金融機関「メリルリンチ」に入社(東京→ニューヨーク本社)
- 投資顧問会社「インベスコ」(ロンドン)勤務
- 1991年:宗教団体「幸福の科学」に入会
- 1994年:幸福の科学に出家、国際伝道師として活動
- 2012年:幸福実現党 外務局長に就任、政治活動を本格化
- その後、党を離れ、独立系の言論活動に専念
特定の組織に属さない現在の及川氏は、フリーの立場で国際政治や時事問題について独自の視点から解説を続けており、YouTube・SNS・講演会など多様なメディアを通じて発信力を維持しています。そうした活動を通じて、“既存メディアでは語られない視点”を提供する存在として知られています。
学歴から見る及川幸久の思想的ルーツ
彼が通った教育機関は、すべてキリスト教的背景を持つ学校であり、及川氏の思想には、学生時代の学びが大きく影響しているようです。
学生時代に深めたキリスト教精神
青山学院ではプロテスタントの価値観に触れ、教会に通い始めました。上智大学ではカトリックの精神を持つ環境で学び、卒業後に進んだICU大学院でもキリスト教精神に基づく教育方針が採られていました。
信仰を社会に活かすという思想
このような環境で培われた宗教観や倫理観が、及川氏の「信仰を社会に活かすべきだ」という思想の土台になっていると考えられます。実際、大学在学中にはプロテスタント教会で洗礼を受けており、宗教を「個人の精神支柱」ではなく「社会変革の力」としてとらえている姿勢が見て取れます。
学歴が支える思想と行動の土台
また、ICUでは宗教思想に加え、行政や政策決定に関するアカデミックな視点も学んでおり、これが後の政治活動や国際問題への発信に直接つながっています。スピリチュアルな視野と現実的な制度理解のバランスを持っている点が、他の発信者とは異なる彼の大きな特徴です。
このように、学歴そのものが思想の基礎として機能しており、単なる「高学歴」というより、「思想と行動の土台」としての意味合いが極めて強いと言えるでしょう。
金融から宗教へ──異色の経歴が示す転機
及川幸久氏は、当初は金融業界でキャリアをスタートしました。大学院修了後、米系投資銀行「メリルリンチ」に入社。ニューヨーク本社やロンドン支社でも勤務し、日本企業を顧客に持つトレーダー・コンサルタントとして活躍しました。
ウォール街の厳しい実務環境で得た経験は、後の国際経済に関する発信内容の説得力にもつながっています。
精神的真理を求めた人生の転機
ただ、その一方で「社会的成功では満たされないものがあった」と本人は語っています。その心の空白を埋めるように、彼は幸福の科学の書籍と出会い、1991年に同団体に入会。1994年には出家を決意し、国際伝道師として世界中でセミナーを開催する立場へと転身しました。
この経歴の転換点は、一般的には“極端”に見えるかもしれません。しかし、彼にとっては「精神的真理を実社会に活かす」ための自然な流れであり、自らの人生哲学に忠実な選択だったと言えます。
社会変革を貫く一貫した使命感
以後は宗教活動にとどまらず、政治団体「幸福実現党」でも外務局長を務め、日本と世界の課題に対して宗教的な視点から提言を行うようになります。このように、彼の思想とキャリアは“金融・宗教・政治”という一見交わりにくい分野を横断しながらも、一貫して「社会変革への使命感」によって貫かれているのです。
メディア発信とYouTube BANの真相とは
及川氏が一般層にも広く知られるようになったのは、YouTubeでの活動が大きなきっかけです。彼のチャンネル「THE WISDOM CHANNEL」では、国際政治・宗教・経済・陰謀論・UFO問題まで、地上波では扱われない視点からの情報が数多く取り上げられていました。
「人物BAN(バン)」日本では2人目
ところが2023年11月、YouTubeは突如として及川氏のメインチャンネルをはじめ、複数の関連アカウントを一斉削除。この処置は「通常の動画BAN」や「チャンネル単位の停止」とは異なり、極めて珍しい“人物BAN(じんぶつバン)”という形が取られました。
これはYouTube上において、その人物が存在すること自体を認めないという厳しい対応であり、日本国内では「ガーシー」に次ぐ2人目とされる異例の措置です。
この人物BANの理由としてYouTube側が挙げたのは、「誤情報に関するポリシー違反」のようです。具体的には以下のようなトピックが違反の対象になったと見られています
- ワクチンや感染症政策への疑義
- アメリカ大統領選における不正選挙の可能性
- ディープステートの存在や構造への言及
言論弾圧?核心を突いた?
この対応に対して、SNSでは「言論弾圧だ」といった反発の声が多数上がり、及川氏はX(旧Twitter)でトレンド入りも果たしました。また、「BANされた=核心を突いた証拠」として、むしろ信頼性が高まったと感じる支持者も少なくありませんでした。
拠点を移動:様々な人とコラボ
BAN後、及川氏はすぐに活動拠点をニコニコ動画やRumbleに移行し、より自由度の高い環境で発信を継続しています。さらに、ナオキマン(Naokiman Show)、浜田かずゆき(世界の真実最前線)、宮沢孝幸(元京大准教授)、茂木誠(歴史系YouTuber)、サトリズムなど、影響力のある配信者や専門家と積極的にコラボを行い、支持を広げています。
何者かを活動から見る:及川幸久の経歴・学歴・思想とは?トランプや参政党について
- 及川幸久がトランプを支持する理由とその政治思想
- 幸福実現党での活動と離党、その後の参政党との関係
- 陰謀論者と言われるが、話題のYouTuberとのコラボ内容とは
- 及川幸久の性格をAIが勝手に分析してみた
- 及川幸久とは何者か?経歴と学歴で見る思想の全貌:まとめ
及川幸久がトランプを支持する理由とその政治思想
及川幸久氏がドナルド・トランプ元米大統領を強く支持する姿勢は、彼自身の政治思想や世界観と密接に結びついています。表面的には「保守系の政治家を応援している」という印象を受けるかもしれませんが、その背景にはもっと深い価値観の共鳴があります。
国家主権を重んじる思想とトランプ支持
まず、及川氏が最も重視しているのは「国家主権の尊重」と「グローバリズムへの懐疑」です。トランプ氏はアメリカ第一主義を掲げ、国境や伝統、家族、信仰といった価値を守ることを訴えてきました。
これに対し、及川氏も同様に、国家が個人の自由を守るために存在すべきだという視点を持っており、多国間主義やエリート主導の国際秩序には批判的です。
“見えざる権力”への疑念と政治的信念
また、トランプ氏がディープステート(見えない支配構造)や偏向メディアと対立してきた点にも、及川氏は共感を示しています。特に2020年の米大統領選において不正があったとされる問題に関しては、及川氏も一貫して「真実を見極めるべきだ」という立場を取ってきました。
これは単なる陰謀論として片付けられるものではなく、政治的な透明性や民主主義の根幹を問う問題として彼の中で明確な意味を持っています。
草の根から広がる共感と発信スタイル
加えて、トランプ氏の政治手法、すなわち、エスタブリッシュメント(既得権層)に依存しない草の根運動的アプローチは、及川氏自身の発信スタイルにも通じます。YouTubeやSNSを通じて直接市民と対話し、信頼を得ていくという戦略は、マスメディアを介さないトランプ氏の手法と非常に似ています。
トランプに重ねる自らの信念と時代感覚
こうした点から、及川氏はトランプ氏を単なる「外国の政治家」としてではなく、「自分と同じ時代精神を生きている同志」として位置づけていると考えられます。その政治思想は保守的かつ自立志向が強く、現在のグローバル社会に対する問題提起として一貫性のあるものです。
幸福実現党での活動と離党、その後の参政党との関係
及川幸久氏はかつて、「幸福実現党」に所属し、外務局長として活動していました。独特な立場から政策提言を行う政党であり、及川氏もその思想的バックボーンを活かし、国際関係や外交問題に関する発信を積極的に行ってきました。
幸福実現党の中心人物としての活動
彼が幸福実現党では街頭演説、選挙への立候補、国際情勢の分析を通じて、党の政策を広く伝えることに注力してきました。中でも、彼が訴えた「国防強化」「憲法改正」「信仰に基づいた政治」などは、幸福実現党の基本理念と合致しています。
そのため、当時の及川氏は、党の思想を体現するキーパーソンの一人として見られていました。
幸福実現党を離党
しかし、数年後、及川氏は静かに同党を離れることになります。本人はこの「離党」に関して明確に理由を語っていませんが、現在の彼の発言や活動スタイルから見るに、「より自由で独立した立場で発信したい」という意向があったと考えられます。
政党に属していると、その方針に沿った発言が求められるため、思想の幅が制限される側面も否めません。
参政党との関わりと広がる政治活動
その後、及川氏は「参政党」とのつながりも見せるようになります。参政党は、草の根から政治を変えようという市民参加型の政治団体であり、表立って所属しているわけではないものの、イベントや講演などを通じて関係性を築いています。
特に、参政党の政策アドバイザーである井上正康氏との対談も行っており、思想的な共通点が垣間見えます。
政党を超えて貫く主権重視の姿勢
このように、及川氏は「宗教政党から独立」→「中立的な発信」→「新しい市民型政党との接点」という形で、政治活動のステージを移行してきました。いずれの段階においても一貫しているのは、「国民の自由と主権を守るべき」という基本姿勢であり、それが政党の枠を超えて彼の活動に深く根づいています。
陰謀論者と言われるが、話題のYouTuberとのコラボ内容とは
及川幸久氏は、いわゆる「陰謀論者」として扱われることがあります。これは、彼が発信するテーマに、ディープステート、選挙不正、ワクチン問題、UFO、宇宙人、小児愛犯罪など、メディアでは扱いにくい内容が多く含まれているためです。
陰謀論ではなく“真実”として語る発信スタイル
本人はそれらを「陰謀論」としてではなく、「メディアが取り上げない事実」として扱っており、自身を「真実を追求する者」だと位置づけています。
この姿勢が特に表れているのが、彼が行ってきたYouTuberとのコラボ企画です。例えば、「ナオキマンショー」では都市伝説やスピリチュアルな世界観と政治をクロスオーバーさせたトークが話題になり、若年層を中心に多くの反響を呼びました。
また、「ウマヅラビデオ」では陰謀論系トピックの深掘りを行い、「本当に信じるかどうかはあなた次第」としつつも視聴者に考える材料を提供しています。
専門家や人気YouTuberとの多角的コラボ
さらに、元京都大学准教授でウイルス学者の宮沢孝幸氏との対談では、医療行政や研究の闇をテーマにし、専門家ならではの視点と及川氏の疑問が交錯した、緊張感のある議論が展開されました。
他にも、浜田かずゆき氏(世界の真実最前線)、川嶋政輝氏(むすび大学)、茂木誠氏(歴史系YouTuber)との対談を通じ、宗教・歴史・教育・政治など幅広いテーマに触れています。
これらのコラボの特徴は、「多様な立場から見た“もう一つの世界の見方”を提示すること」です。つまり、及川氏は“陰謀論者”というラベルにとどまらず、“主流メディアが扱わないテーマを掘り下げ、視聴者に考えるきっかけを与える役割”を担っているとも言えるのです。
情報を見抜く力を育てる発信スタイル
また、これらのコラボを通じて形成された支持層は、既存メディアへの不信感を持つ人々、自主的に情報を収集しようとする層、そして「考える力」を求める若年層に広がっている傾向があります。
表向きはエンタメのように見える動画でも、根底には「情報リテラシーの啓発」という一貫した意図が感じられるのが、及川氏の発信の特長です。
及川幸久の性格をAIが勝手に分析してみた
四柱推命(三柱推命)
- 庚子(年柱):自信家で一本気な性格。合理的思考を好み、物事を筋道立てて考える力がある。
- 丙午(月柱):エネルギッシュで情熱的。直感と行動力に優れ、人前に立つ力も持つ。
- 甲午(日柱):まっすぐで純粋。正義感が強く、信念を貫こうとするタイプ。
強い個性と主張力、そして判断力に優れた人物。エネルギッシュで行動的な一方、やや強引になりがちな傾向も。信念を大切にし、リーダーシップを発揮しやすい命式といえる。
姓名判断
- 天格6(吉):温和で人当たりが良く、人に好かれやすい
- 人格11(吉):正直で誠実。自立心が強く、堅実な努力型
- 地格11(吉):頭の回転が速く、直感も鋭い。人間関係にも恵まれる
- 総格17(吉):目標に向かって一直線に進む強さと意志力を持つ
全体的に非常にバランスの取れた画数構成。誠実で堅実な性格を土台に、粘り強さと着実な実行力を併せ持つ。人に信頼される存在になりやすい。
占星術(西洋占星術)
- 知的好奇心が旺盛で、情報を素早くキャッチする
- 会話上手で、コミュニケーション能力に長けている
- 多才で器用だが、興味が移ろいやすく飽きっぽい一面も
- 頭の回転が早く、問題解決力に優れている
情報、教育、出版、コンサルティング、広報、スピーチ関連などの職業に向く。多角的な視点で物事を見るため、変化の多い業界でも力を発揮できる。
統合分析(総評)
及川幸久さんは、強い信念と誠実さを持ち、行動力とコミュニケーション力の両方を兼ね備えたタイプといえます。
四柱推命では、情熱的で自信家な傾向が見られ、内に秘めた信念をもとに積極的に行動する人物像が浮かびます。一方、姓名判断では誠実で努力型、堅実に成果を積み上げていく粘り強さを示しています。
占星術では、双子座らしく頭の回転が速く、知識や情報の活用に長けており、複数の視点を持って柔軟に対応できる知性の持ち主といえるでしょう。
つまり、多角的に物事をとらえる力と、直感と信念を行動に結びつける力を併せ持つ人物であり、リーダーシップや表現力に優れています。ただし、情熱が強すぎると対立を生みやすい面や、飽きっぽさが出てくることがあるため、バランスを取ることが成功の鍵です。
- 知性と直感を併せ持ち、判断力に優れている
- 情熱的で行動力があり、目標達成に向けて突き進める
- 誠実で真面目な努力家、人から信頼されやすい
- 多才で柔軟性があり、新しい分野にも適応しやすい
- 強い信念が裏目に出ると、周囲と対立しやすい
- 飽きっぽく、物事を継続するのが苦手になることがある
- 感情的になりすぎると、判断を誤るリスクがある
- 人間関係で過度に期待されることにストレスを感じる場合がある
※これはあくまでもエンターテイメントとしての性格分析であり、個人の性格は環境や状況、人生経験によって大きく左右されます。一つの参考としてお楽しみください。
及川幸久とは何者か?経歴と学歴で見る思想の全貌:まとめ
- 国際情勢や政治、宗教分野を中心に発信するジャーナリストである
- 上智大学・ICU大学院出身でキリスト教的教育に影響を受けた
- 外資系金融マンとしてニューヨークやロンドンで活躍した経歴を持つ
- 幸福の科学に出会い、1994年に出家して国際伝道師となった
- 幸福実現党の外務局長として政治活動にも従事していた
- 宗教・金融・政治という異分野を横断するキャリアを築いてきた
- 信仰を社会変革の手段とする思想を持っている
- YouTubeでの独自の視点による情報発信で注目を集めた
- 2023年に「人物BAN」とされ、日本で2人目の事例となった
- 保守的・反グローバリズム的な政治思想を持ち、トランプ支持を明言している
- 陰謀論的とされるテーマも扱いながら「真実追求者」として自己定義している
- 多くのYouTuberや専門家とコラボし、幅広い層に影響力を持っている
及川幸久氏は、宗教・政治・経済という異なる領域をまたいで発信してきた人物です。深い信仰心と国際経験に裏打ちされた思想は独特であり、多くの共感と注目を集めています。
彼の経歴や学歴は、その発信の一貫性や信念の強さを支える土台となっており、YouTubeをはじめとしたメディア活動にもそれが反映されています。